歯の豆知識
2024.04.18
味覚障害について
【 味覚障害について 】
こんにちわ!歯科衛生士のFです
今回味覚障害についてお話しさせていただきます🍚
味覚障害の症状には
・何を食べても味がしない
・味が薄く感じる
・何も食べていないのに苦く感じる
といった味を正しく判断できなくなっている状態をいいます。
味覚障害は加齢により起こりやすいですが、味覚を正確に認識できない子どもが増えている今、注意が必要です
原因はひとつではなく、亜鉛不足によるもの、薬の副作用、心因性などさまざまで、複数の原因が影響している可能性があります
成長期の子どもに関しては、味蕾の数の減少で味覚障害になるとは考えにくく、生活習慣などから発症するといわれています
乳児期から幼児期にかけては、さまざまな食べ物を
味わうことによって味覚が発達する時期です。
この時期に、食事を通じ味覚体験の中で幅を広げてあげることはとっても大切になります🥦
【味覚を育てる5つのポイント!】
①薄味を心がける
②よく噛んで食べる
③口の中は清潔に
④一緒に調理をして食べる意欲を高める
⑤亜鉛を摂る
亜鉛が多く含まれる食品は 牡蠣・蟹・豚レバー・牛肉・油揚げ・卵・カシューナッツ などです🥜
味覚が最も発達する幼少期は、実はとってもシンプルな味を好み、大人が思うほどマヨネーズやケチャップで味つけしたものを好まなかったりもします。
素材本来の味を隠してしまうので離乳期には封印を…✋🏻
✅味覚は3歳までに決まります!
この時期に調味料に慣れてしまうと大人になっても濃い味を好むようになります😥
【更においしく味わう食事ポイント】
おいしさは味覚に加えて、嗅覚・視覚・聴覚・触覚の五感が複合的に作用して、脳に伝えられて感じられます。
おいしく食べる食べ方、五感を意識した食べ方を教えることが大切になります🍅
①よく噛み、水や飲み物で食べ物を流し込まない
唾液の分泌を促し、風味を口の中で感じる
②口を閉じて食べる
ぺちゃくちゃ音をたてて食べない
風味を口の中から逃さない
③早食いしない
ゆっくり味わって食べる
④口内調味(三角食べ)
おいしさを作り出す
幼少期は、離乳食を通してさまざまな味を五感で感じながら食べ物のおいしさを知り、味覚が発達していく大切な時期です。
五感をフルに使って、おいしさの発見を繰り返す経験をさせ、子どもなら味覚の幅をどんどん広げてあげましょう👧🏻👦🏻
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