あま歯科クリニック

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歯の豆知識

歯の豆知識

2025.04.21

歯の豆知識

フッ素入りの歯磨剤は使った方がいいのか?

こんにちは、あま歯科クリニックのKです!

今回はフッ素の効果とフッ素入り歯磨剤の正しい使い方についてお話ししていきます🪥

フッ素には歯を守る様々な効果があります。

フッ素は歯の再石灰化を促進し、歯のエナメル質を強くします。これによって、虫歯の原因となる酸に対する抵抗力が高まります。

初期虫歯は歯に穴はあいていないが、歯の表面が溶けてしまい、白く濁ったりします。この状態を脱灰と言います。初期むし歯の状態であれば、「再石灰化」によって健康な歯に戻すことができます。

特に乳歯や萌出したばかりの永久歯は歯質が弱く虫歯になりやすいと言われています。このため乳歯が生え始める生後半年頃から永久歯が生え揃う頃までが効果的です。

次にフッ素の活用方法を紹介していきます。

『フッ素塗布』

虫歯予防に最も効果的なフッ素の使用方法です。

フッ素塗布は歯科医院で9000ppmという高濃度のフッ素ジェルを塗布します。

歯科医師や歯科衛生士によって行われるため、専門的なケアになります。

『フッ素入り歯磨き粉』

毎日のセルフケアでフッ素を取り入れる方法としては、「フッ素入り歯磨き粉」の使用が効果的です。市販のフッ素入り歯磨き粉のフッ素濃度は1500ppm以下ですが、毎日使用することで虫歯予防効果を高めることが出来ます。

『フッ素洗口液』

フッ素洗口液を使ったうがいも、フッ素を活用する有効な方法の一つです。フッ素洗口液のフッ素濃度は250~900ppmです。

ここではフッ素入り歯磨き粉について詳しく紹介していきます。

年齢ごとのフッ素配合歯磨き剤の推奨使用量・濃度、使用方法について、、、

・フッ素濃度:1000ppm

・量:米粒程度(1~2mm程度)

・使用方法:歯みがきの後にティッシュなどで歯磨剤を軽く拭き取ってもよい。

歯磨剤は子どもの手が届かない所に保管する。

・フッ素濃度:1000ppm

・量:グリーンピース程度(5mm程度)

・使用方法:歯みがきの後は、歯磨剤を軽く吐き出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。

子どもが歯ブラシに適切な量をつけられない場合は保護者が歯磨剤を出す。

・フッ素濃度:1500ppm

・量:歯ブラシ全体(1.5~2cm程度)

・使用方法:歯みがきの後は、歯磨剤を軽く吐き出す。うがいをする場合は少量の水で1回のみとする。

インプラントが使用されていても、自分の歯がある場合はフッ化物配合歯磨剤を使用する。

フッ素の濃度は子どもの年齢に応じて適切に調整することが大切です!毎日のセルフケアでお子さんの歯を虫歯から守るために、適切なフッ素濃度の歯磨き粉を選びましょう🦷✨

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