あま歯科クリニック

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歯の豆知識

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2024.09.19

歯の豆知識

歯医者さんのレントゲンの放射線量って大丈夫?

こんにちは!歯科衛生士のFです。
「歯科医院に行くと定期的にレントゲン写真を撮られるけど、頻繁に撮って放射線量は大丈夫なの?」と心配になったことはないですか?
心配しなくても大丈夫です!歯科医院で撮るレントゲンの放射線量はわずかなものです。

歯科医院で使用するレントゲンには、「デンタル」(お口の中に小さなフィルムを入れて撮影するもの)、「パノラマ」(歯だけでなく顎や鼻の空洞など広く撮影するもの)、「歯科用CT」(立体的に3Dで撮影するもの)の3種類があります。
「デンタル」は、001ミリシーベルト
「パノラマ」は、0.03ミリシーベルト
「歯科用CT」は、0.1ミリシーベルト
となっています。
「デンタル」は一度に平均10枚撮影しますが、10枚撮影しても0.1ミリシーベルトにしかなりません。
数字だけいわれてもピンと来ない方もいらっしゃると思います。
健康診断で撮影する胸部X線は、0.05ミリシーベルト、胃のX線精密検査は、0.6ミリシーベルト、CTスキャンは、6.9ミリシーベルトです。医科のレントゲンに比べて歯科医院でのレントゲン放射線量が少ないことがおわかりになると思います。

さらに、歯科医院では、被曝量を低下させる対策をしております!
対策その1 防護エプロン
レントゲン撮影の際、重たいエプロンを着けられると思います。あの重みの正体は鉛です。鉛の入ったエプロンを使用することで、人体の不必要な部分には被曝がないようにしているのです。
対策その2 フィルムのデジタル化
レントゲンをデジタル化することで、従来のアナログ撮影より被曝量を1/8程度減らしています。ちなみにあま歯科クリニックのレントゲンはデジタルフィルムです!
(先程説明した放射線量はデジタルフィルムでの数値です)
対策その3 デンタル撮影の機械
お口の中に小さなフィルムを入れて撮影する際、先端に筒のようなものが付いている機械を向けられると思います。これはレントゲンの散乱線が他に漏れないようにしているものです。これにより体の他の部分にレントゲンが当たらないようにしているのです。

最後に歯科医院でのレントゲンの重要性をお話します。
歯は硬い組織のため中まで見えず、骨の中は透けないために、レントゲンを撮らなくては正確な診断をすることが出来ません。
正確な治療を行う歯科医院ではより多くのレントゲンを撮影します。むしろ全くレントゲンを撮影しない歯科医院の方が、患者さんの健康管理を疎かにしていると言えます。

歯科医院では被曝量を低下させる対策を行っておりますので安心していらっしゃって下さい。

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