こんにちは！あま歯科クリニックのKです！
今回はクリーニングと定期検診の違いについてお話ししていきます🪥

まずクリーニングとは…歯石やプラーク(歯垢)、歯の着色などを除去し、歯やお口の中を綺麗にすることです。セルフケアだけでは落としきれない汚れを専門的な機械を使って除去していきます。

定期検診とは…虫歯や歯周病の″治療″ではなく″予防″をするために定期的に通院することです。
虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、そうならないように予防をしていくことが大切です。もし虫歯や歯周病になったとしても、定期検診を受けていれば、早期発見・早期治療も出来ます。予防歯科の一環として歯のクリーニングも含まれます。

虫歯や歯周病で失ってしまった歯は一生元に戻ることはありません。そうならない為にもあま歯科クリニックでは定期的な検診を受けていただくことをご提案しています。

🟡定期検診で行うこと

①歯周病の検査
歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを測ったり、歯のぐらつき(動揺度)、歯茎の状態や出血の有無を検査します。

②レントゲン検査
必要に応じてレントゲンも撮影します。歯を支えている骨の状態を確認したり、歯と歯の間の虫歯や被せ物の下の虫歯の有無をレントゲン写真を撮影して検査をします。

③クリーニング
セルフケアで取りきれなかった歯石やプラークは虫歯、歯周病を進行させる大きな原因となります。クリーニングでは歯ブラシでは落とせない歯石や細かいところのプラーク、歯の着色を超音波スケーラーやブラシで除去していきます。
また、歯と歯の間は虫歯の好発部位です。デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具も使用して細かいところの汚れを除去していきます。

④フッ素塗布
最後にフッ素塗布を行います。フッ素塗布は歯質を強化すると共に、歯の再石灰化を促し、虫歯予防に効果的です。歯科医院でのフッ素塗布は歯磨き粉に入っているフッ素と比べ、高濃度のフッ素を塗布しますので、効果が持続すると言われています。フッ素塗布後は30分程度飲食を控えていただきます。

🟡定期検診が大切なワケ！
歯医者へ定期検診で通っている人と通っていない人とを比較したデータがあります。80歳の時に残っている歯の本数を比較してみましょう。定期検診には通わずに歯ブラシだけ行った人が5本に対して、定期的にクリーニングを受けた人は26本というデータがあります。
定期的にクリーニングを受けることで80歳になっても自分の歯でしっかりと生活することが出来るのです！

定期検診の間隔は基本的に3ヶ月から6ヶ月に1回程度です。歯が痛くなってから治療のために歯科医院に行くのではなく、予防のため定期的に通うことをオススメします！✨